最近のワンクリック詐欺

ワンクリック詐欺の請求通りに支払わないと、メールアドレスが知られている場合、催促のメールが来たり、電話番号がわかっている場合は電話で催促したりする場合もあります。 脅迫まがいのことをされ、怖くなりお金を振り込んでしまうと言った流れです。


請求金額が書かれている画面にはあなたの「登録情報」らしきことが書かれています。 例えば、接続IP情報ですとか、接続情報ですとか、また、固体情報を適当に書いて、あなたを特定しているように思わせる手口なのです。 上記の固体識別番号からあなたの氏名、性別、そして、生年月日や住所、または、勤務先も調査出来ると言った脅し文句も書かれています。


また、法的処置を取る、ブラックリストにのると経済的不利益を受ける、社会的信用を失くす、など数々の言葉で脅してきます。 そして、とにかく入金しないとその後、退会も出来ないと書かれているサイトもあります。 毎月、料金が発生すると思って、取り急ぎ、請求された金額を振り込んでしまうのです。 これらは、どれも「はったり」に過ぎません。 そもそもアクセスしただけで、個人を特定できるわけがないのです。 あなたの名前すら知ることも出来ないでしょう。


このような悪質な業者が裁判所に訴えたら、そちらのほうこそ、捕まってしまうでしょう。 なんと言ってもワンクリック詐欺をやっているのですからね。 すべては、単なる「脅し」なのですから、鵜呑みにしないことです。


確かに、アクセスしただけで先方にわかってしまう情報もあることはあります。 例えば、パソコンを識別するためのIPアドレスがそうです。